木場潟 浮島設置から1か月半が経ち…
カテゴリー:屋上緑化 2013年09月10日
2015年春に全国植樹祭が開かれる小松市の木場潟に、今年の7月24日に実験用グリーンビズ人工浮島を設置し、約1か月半が経ちました。現在の浮島には、自然の草も生え、カモやカエルなどの憩いの場となっています。
浮島は発泡スチロールと同市日用町産の日用杉で作られ、表面はミズゴケの上に地元のコケを植えて作られています。人工浮島の水面下には、グリーンビズ破砕粒を詰めた袋で水中の窒素とリンを除去し、合成繊維のモールと炭素繊維複合材料のらせん状モールをつるして、水質浄化も実験中です。
木場潟は汚濁の指標である科学的酸素要求量(COD)が環境基準値を大きく上回っています。年内に景観を含めた浄化効果などを検証し効果が認められれば、石川県や小松市などと協議をして、今後に対応する予定です。
トーケンは、地球温暖化や自然保護、生態系問題などに留意し、人にやさしい憩いの広場『市民の木場潟』を更に良くしたいと努力を続けます。