緑化ブログ

植物のボヘミアン、セダム・・・プラハの冬

カテゴリー:セダム, その他, 屋上緑化 タグ:, , 2015年12月14日

「ボヘミアン」とは、定住性に乏しく伝統的な暮らしや習慣にこだわらない自由奔放な生活

スタイル、または人でしょうか?

弊社屋上緑化で使用しているセダムは、土壌・水分など環境に恵まれた場所は他の植物に

譲り、そこを回避しながら生育していくという特性があります。

まさに「植物界のボヘミアン」ともいう生育スタイルを持っています。

 

さてボヘミア地方といえば・・・、冬のプラハです。

プラハの街は、古代ガリア、ゲルマン、ラテン、スラブ等の文化を色濃く残しながら、土俗的

な空気やエキゾチックさ、など様々な要素が混然と一体化し、なんとも神秘的な街です。

旧市街中心に広場は、火薬塔・市庁舎、数多のゴシック・バロック・ルネッサンスなど様式の

建築が周りを囲み、中央にプロテスタント運動の先駆者、ヤン・フスの焚刑地です。

 

写真① プラハの冬-旧市街広場--グリーンビズ・屋上緑化・壁面緑化・セダム緑化写真② プラハの冬(ヤン・フス像):グリーンビズ・屋上慮化・壁面緑化・セダム緑化

《旧市街広場・聖テイーン教会》               《ヤン・フスの焚刑地》

 

写真③ プラハの冬(天文時計):グリーンビズ・屋上緑化・壁面緑化・セダム緑化

少し広場近を少し逸れた場所の天文時計塔では正時毎にアトラクションがあります。
鐘を合図に、小窓から十二使徒の人形が現れ、時計の横側の

カラクリ人形が動き出します。

その下の窓からは、惜しそうに巾着のお金を覗く守銭奴、これに

うなづきつつ鐘を鳴らす死神(ガイコツ)、懐疑の面差しで首を振る
トルコ人、鏡で自分に満足するウヌボレ屋が踊ります。

一連の動きの後、金色のニワトリが鳴き、塔上の大きな鐘が鳴り

響いて終わり、プラハから幽霊や悪魔が退散。(といいます。)

 

 

《天文時計塔》

ここから小径を抜け西に向かうと、モーツアルトも演奏した聖ミクラーシ教会。

バロック様式の内部の演奏会、パイプオルガンの音色が響きます。

寒いので、トイレを借りると、意に反して水洗式トイレでした。

 

そして旧市街からプラハ城の間にはヴルタヴァ川。

ドイツ語では、チェコの国民音楽、スメタナの交響詩『わが祖国』で有名な「モルダウ」。

この名曲、1968年のプラハの春、1989年ビロード革命、いずれもラジオから国民を鼓舞し
続けたようです。

旧市街の火薬塔近くにあるコンサート・ホールでは、第一曲から『モルダウ』、そしてドヴォルザーク

の『新世界』が演奏され、気持ちそれらしく盛り上がります。

 

写真④ プラハの冬:モルダウ-グリーンビズ・屋上緑化・壁面緑化・セダム緑化

《ヴルタヴァ川(独語:モルダウ川)》

 

旧市街からプラハ城をまたぐヴルタヴァ川に架かる橋がカレル橋、橋の両側には、キリスト教の

聖人30体の像が備えられています。 ありました!

東洋人と思しき人々に支えられて日本でもお馴染みの「聖フランシスコ・ザビエル」が。

どうやら正面の辮髪(べんぱつ)でナタ?を下げている人が、我が同朋、日本人のようです。

18世紀、ヨーロッパの人々が持つ日本人へのイメージが推察されます。

 

またこの橋の多くの人通り、寒い中、シニア世代の大道芸人が音楽を奏でます。

個人的な趣味で演奏しているらしく、チョット羨ましいものです。
写真⑤ プラハの冬(フランシスコ・ザビエル像):グリーンビズ・屋上緑化・壁面緑化・セダム緑化写真⑥ プラハの冬(カレル橋の大道芸人):グリーンビズ・屋上緑化・壁面緑化・セダム緑化

《カレル橋-聖フランシスコ・ザビエル像》         《カレル橋の大道芸人》

 

ここを過ぎるといよいよプラハ城。

 

写真⑦ プラハの冬(プラハ城)-グリーンビズ・屋上緑化・壁面緑化

《カレル橋からプラハ城を》

 

城内中心に聖ヴィート教会、迫力ある佇まいで、全貌は写真に納まりません。

冬の寒さ、暫しの雨宿りと考えた建物、大統領府だったらしくあやまたず警備兵からの叱責。

 

城内を探索し、聖ヴィート教会から出口への坂道、

写真⑧:プラハの冬(カフカの寓居跡)-グリーンビズ・セダム・壁面緑化・屋上緑化

なにやら人がタムロしています。
この石畳の小径、黄金小路と呼ばれており、特に人の
集まる青い長屋の家は、『変身』を著した作家フランツ・
カフカが暮らしていた家だそうです。
『変身』、中学頃の読書感想の課題になっていたような。
風変わりな小説でした。

 

 

《カフカ寓居跡—プラハ城内》

 

●大まかなあらすじ

父母や妹を養うセールスマンが、ある朝起きると巨大な虫になっていた。

虫となり身体が思うように動かせずにいる男は、仕事もせず家族の邪魔者となる。

男はそれに開放感すら覚え、天井を登って遊ぶことが日課となる。

そして最後は、父に投げつけられたリンゴで大ケガをし、やがて干からびて死ぬ。

邪魔な虫がいなくなった家族は、ピクニックなど思い通りの開放感を楽しむ。

 

今読むとアラアラ、責任感や決断、人間の繊細さ、不安と孤独感、現実逃避、エゴ、疎外感、

残酷さ、引篭り、介護、尊厳とは、いろんなことを現代に示唆していました。

ちなみに、このカフカ寓居跡、今は土産物屋でした。

 

本稿、セダムからボヘミアンに、ボヘミアからプラハ、そしてカフカ、と大きく脱線しました。

年の暮れ、様々なことに思いを馳せることも多いこの季節。

緑化ブログも連想ゲームのように綴りましたこと、ご容赦の程をお願い申し上げます。

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