勝どき界隈から(From 東京事務所) 晴海界隈
カテゴリー:トーケンのこと タグ:グリーンビズ, セダム, 勝どき, 晴海トリトンスクエア, 東京オリンピック, 東京事務所 2015年07月23日
東京都中央区晴海。
東京事務所のある勝どきのとなり町、ある程度の年輩の方には東京の中でも耳慣れた地名ではないかと思います。
そう!
晴海モーターショーが開催されていた東京国際見本市会場があった場所です。
もともとは1940年(昭和15年)に開催予定だった万国博覧会(日中戦争の悪化で中止)の開催地として整備され、
戦後はモーターショーを始め、日本経済復興の象徴としていろんなイベント会場として利用された、
いわゆるコンベンションホールの先駆けだったわけですが、
平成8年の東京ビッグサイトの完成とともにその役割を終えました。
すでに建物は取り壊され、今ではどこかさびしい気配です。
ところが、一昨年その跡地利用案が急浮上、ふたたび脚光を浴びつつあります。
2020年東京オリンピック・パラリンピックの選手村として、
今後大手デベロッパーの主導により急ピッチに何本もの高層マンションが整備され、
大会終了後は一般住居と売却される予定です。
つまり、5年後にはここに大きな街が誕生するわけです。
現在、工事中の環状2号線道路。
この道路が開通すれば、都心の新橋、虎ノ門へも大幅な距離短縮となり、これまでの弱点だった交通利便性が一気に高まるものと思います。
さて、そんな晴海でご紹介したい場所。
晴海のランドマーク、トリトン・スクエアです。
オフィス、住宅、商業施設からなる複合ビル群で、居住者で5千人、就業人口で2万人と言われています。
その特長のひとつが、ふんだんに整備された緑の空間。
「都心に田舎を作ろう」をコンセプトに、住む人働く人に安らぎと憩いを与える空間となっています。
↓こちらの動画をご参照下さい
そして、そんな、空間に一役買っているのが、カーバープランツとしてのセダム。
メキシコマンネングサです。
どちらかというと厳しい環境の中で育つという印象が強いセダムですが、ここではほかの植物と共存しつつ、名わき役として存在感を発揮していました。
一見、セダムには無縁とも思われる都会のオアシス。
しかし、そこでもセダムはしっかりと息づいていました。