「猛暑」の実態とは?!
カテゴリー:その他 タグ:ヒートアイランド, 温暖化, 猛暑 2015年08月16日
東京都心での猛暑日が連続8日間を記録したそうです。
これまでの記録は4日連続だそうですから、今年の猛暑ぶり、数字の上でも納得です。
お盆が過ぎて、多少暑さも和らいだようにも感じますが、
逆に夏バテなど暑さの疲れが出るのもこれから。
どうかご自愛ください。
さて、昨年の12月、気象に関するある報道が話題になりました。
「東京の平均気温が16.3℃から15.4℃に下がる」というもの。
気象庁が昨年12月2日に大手町の本庁庁舎にあった気象観測地点を北の丸公園に移したことに関する報道で
準備期間としての2年間、双方の地点での観測結果を比較した発表を受けてのものです。
気象庁では、「周辺環境や植生の状況によって観測結果が変わる」としていますから、
平均気温が下がるのはあくまでも観測上の話で実態が変わるわけではありません。
現在の観測地点はこんな様子です。
木々に覆われた公園の一角、芝生の上、1.5m地点に温度計が据えられています。
今年の猛暑に話を戻しますが。
NHK報道によると、東京ビル街での気温は気象庁発表のものに比べ5℃前後高いとか。
つまり、35℃とばかり思っていた猛暑日は、実際には40℃以上にもなっていたという怖い話。
この報道の解説では、「北の丸公園の観測地点は、蓄熱されるビルがなく、芝生など植物の蒸散による温度低減効果があるため」としています。
都市緑化によるヒートアイランド効果、なんとなくわかりにくさを感じていましたが、これでスッキリしました。
せっかくですから、グリーンビズの環境効果ネタをひとつ。
北の丸公園の観測地点でも実証されているように、芝生の蒸散効果はヒートアイランドの抑制に効果的と言われています。
その芝生と同等の効果を持つのが「グリーンビズ‐G セダム緑化」
その効果は建設技術審査証明でも実証されています。