「庭園を革命する」 グリーンビズ展示場オープン
カテゴリー:トーケンのこと タグ:グリーンビズ, 展示場 2015年05月12日
㈱トーケンは、グリーンビズ事業6年間の歩みを集大成し、「庭園を革命する」をテーマとして展示場を一新しました。
トーケンがこれまでの経験や失敗から学んだノウハウやデザインをふんだんに取り入れ、
屋上緑化、壁面緑化、路盤緑化はもちろん、従来型の造園にも応用できる様々な緑化基盤材や施工例を一同に展示することで、新しい「都市緑化」の可能性を追求して参ります。
グリーンビズ展示場開設の経緯と背景
日本では高温多湿の夏場のヒートアイランド現象緩和対策として、屋上緑化が注目を集めてきましたが、
とりわけ首都圏では、2020年夏に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて、
屋上緑化、壁面緑化に路盤緑化なども含め、都市化によって失われた緑を再生しようとする機運が急速に高まっています。
トーケンのグリーンビズ関連商品は、すでに全国で38,000㎡の納入実績により、
その環境効果としてCO²削減量にして350t(年間)を達成しておりますが、
グリーンビズが持つ様々な環境効果に加え、多様な植物に適した植栽基盤材であること、デザインの自由度が高いなど、
その可能性を従来型の庭園市場も含めた都市緑化全般へ拡大していきたい考えです。
グリーンビズ展示コンセプト
・各種グリーンビズ素材(植栽基盤、カラー基盤など)を一同に展示。またそれらを鮮やかなモザイク柄とすることで、華やかで驚きのある展示場を演出。
・路面から斜面、さらには壁面と繋いだ敷地全体を使った立体的かつ連続性のあるデザイン。
・グリーンビズ基盤材の断面を見せることで、華やかな展示の中でも、薄く軽やかなグリーンビズの特性をアピール。
・カラー基盤と色や高さに変化のあるバリエーションに富んだ植栽を採用。波打つようなグラーデーションとして配置することで、視覚的にも楽しめる立体的な鑑賞庭園とした。
グリーンビズは土量を抑えた軽量ユニット型の植栽基盤ながら、植物バリエーションの多様性、組み合わせ、加工の自由度などをデザインとして取り入れることで、「庭園を革命する」を新たなテーマとし、従来型の庭園への応用も提案して参ります。
尚、展示場のデザインは世界的な建築家・隈研吾氏の門下生である羽場友紀氏(moyadesign代表)が担当しました。