施工事例・実績

富山ライトレール 軌道緑化

カテゴリー: 2015年03月02日

グリーンビズによる軌道緑化

軌道緑化 富山ライトレール

 

緑化今後の都市のインフラ形成に重要な都市型交通システムの一つとして路面電車があり、特に都市中心部の軌道は、都市景観、ヒートアイランド現象緩和の観点から緑化ニーズが高まっています。

富山ライトレールは都市型交通システムの先駆的な取り組みとして、全国的にも注目を浴びており、

また、都市中心部での軌道緑化について、早くから取り組んでおられました。

しかしながら、芝生は潅水、芝刈りなどメンテナンス面、無潅水のコケ緑化も美観の維持の面で課題を残していたのと、また降雪地域特有の問題として、融雪装置からの過剰な水分供給、排水の不良も緑化の維持管理の課題の一つとして挙げられておりました。

富山市は保水性、排水性に優れたグリーンビズ基盤に着目、富山ライトレール社様のご指導のもとで、軌道緑化に適した緑化工法を開発し、JR富山駅に隣接する富山駅北口停車ホームの軌道33.63mの試験施工行ったものです。

尚、今回の工事にあたっては、小松精練が基盤の開発と技術提供、トーケンが緑化技術の提供と工事を担当、日本道路が施工アドバイスをそれぞれ担当いたしました。

 

 

軌道緑化 グリーンビズ敷込み作業 1

軌道緑化 グリーンビズ敷込み作業 1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軌道緑化 グリーンビズ敷込み作業 2

軌道緑化 グリーンビズ敷込み作業 2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軌道緑化 グリーンビズ基盤敷込み完了

軌道緑化 グリーンビズ基盤敷込み完了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑化工法の特徴

1)保水性セラミックス基盤の保水性を最大限活用

  • 優れた保水性により無潅水緑化を実現
  • 持続的な打ち水効果でセダム緑化の欠点であったヒートアイランド効果の緩和効果を解決
  • 都市型豪雨時のハイドロピーク対策など、雨水調整としての役割

今回の施工は路面電車の停留場・待合場所ということで、特に夏の暑さ対策に有効で、保水性かつ蒸散性に加え、緑化による見た目の涼しさなども期待できます。

2)施工性の良さ・配慮

施工にあたっては利用者など作業周囲の環境に十分配慮したことはもちろんのこと、限られた作業時間の中、あらかじめ準備した植物層と一体化した基盤を並べることで、現地での作業を簡素化。作業時間も短縮しました。

3)維持メンテナンス性に配慮

・耐久性、耐候性に優れた無機素材による緑化基盤

・緑化基盤の取り外し、交換が容易

・線路と植物基盤の見切りとして超保水インターロッキングブロック(グリーンビズ・グラウンド)を使用する

ことで保線用の歩行導線も確保

・成長期の異なる4種のセダムを植栽することで四季を通じた美観を維持

使用したセダム種)タイトゴメ、アルブム、キリンソウ、ツルマンネングサ

4)停車中の電車下部の高熱を発するモーター部の周辺は緑化でなく、超保水インターロッキングブロックを敷設。

モーター部の熱を活用して打ち水効果を発揮出来る配置としております。

5)グリーンビズは3R【Reduce (廃棄物抑制)、Reuse (再使用)、Recycle(再資源化)】に対応。

環境にやさしい緑化基盤を採用しています。

 

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